左半身に麻痺のあるT様の初ラウンド

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T様は左半身に麻痺があります。

ですが一念発起してゴルフを始めついに10月14日にコースデビューされました。

最初は緊張で上手く振れませんでしたが、それでも記念すべき第一打はまっすぐ前に飛びました!

まだ十分な飛距離が出ませんのでホールによっては前進4打の特設ティーを使ったりしながらラウンドを楽しんで頂きました。

敢えてスコアはつけずショットを楽しむことに集中しました。

プレー後に動画を編集してお送りすると

『昨日はありがとうございました。
ドライバーでしっかり当たらない、飛距離がでないのが課題です
少々落ち込みましたが、継続すれば、そのうち飛躍できるか‥。
24日は、よみうりのショートコースに障害者ゴルフの人たちと行く予定です。』

と返してくださいました。

実際にはあるホールでまっすぐ140ヤードくらい飛んだショットもあったのですが、やはり平均的な当りの悪さを気にされたようです。

私は『その140ヤードショットを常に打てるよううにするのが練習ですよ。練習を重ねればあれ以上のショットが打てるようになります』とお返事しました。

進行を遅らせないよう一生懸命歩かれる姿とか、素振りも2回までにして素早くショットを打とうとされるとか、不自由さに甘えず最善を目指す姿勢は学ぶところが多かったです。

実際にT様をはじめとする障害を持った方と廻っていて思うのは『もうちょっと障害に配慮したコースがあればいいのにな・・・』ということです

例えばテーィングエリアひとつとっても昇り降りの傾斜がきつい場合があります。

障害を持った方の場合手すりが無いと怖いことも多々あります。

昨日のようにカートがコース乗り入れできればうんと楽になります。

もちろん言い出したらキリがないのですがもっといろいろな方たちにゴルフを楽しんで頂きたいと願う身としては『ジェネラルエリア内は傾斜やラフといった平らでない条件であることが当たり前ですが、テーィングエリアと次のホールへのアクセスはバリアフリーになるといいのにな』と思ってしまいます。

いろんな方々がいろんな楽しみ方ができる。そのための方法を創り出す。

そんなゴルフライフを目指してこれからも頑張っていきます。

これからも何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

Ocean Clubでは皆さんに分かりやすく『やってできることだけ』をお教えしています。

深田洋史 簡易プロフィール
職人歴:36年 レッスンプロ歴:15年
作ったクラブ:10,000本以上
ベストスコア:69(■ティー 6,788ヤード)
最小パット数:23(11:12)


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