様々な理由でゴルフを諦めている皆さまへ

50代　男性　（東京在住：右片麻痺（右足首）・高次脳機能障害）

2014年に脳梗塞で倒れられ、不自由な部分が残っています。

特徴

右半身に痺れと麻痺で踏ん張りがきかない。脳機能障害の影響でバランスを保つのが難しい。

現象

通常の体重移動するスウィングだとフラフラしてしまう。

対応

両手に痺れがありますがテイクバックできないほどではありません。クラブ全体を長めにセッティングし、アイアンはストロングロフトの飛び系にして体重移動できないことによる飛距離のダウンを補います。
左股関節を軸にして右半分を使わない『手打ち』のスウィングを創り、ふらつきを軽減。しっかりとインパクトできるようにします。
すくい打ちになって出なかったバンカーも、重めのウェッジと左軸回転のスウィングで補います。

クラブスペックについて

スウィングについて

右サイドを使わないスウィングで、ドライバーの飛距離も時々200ヤードを超えるショットが出るようになりました。

2020年11月24日　太平洋クラブ有馬コースで7年ぶりに100を切った時のスウィング。 左の股関節を軸に捻転しているため、トップの位置は低いですが、きれいにインパクトができています。

女性　（ リウマチ ）　　ゴルフを始めた年齢　76歳　　初ラウンド　77歳

特徴

左手と左足の踏ん張りが利かない。

現象

左手が使えないため、既製品だと重さなどの問題でテイクバックが上げられない。
左足が踏ん張れないので、体重を左に動かすとフラついてしまう。

対応

全体に軽いパーツを使って負担を軽くする。ヘッドのみを重めにして反動が使えるようにする。
上半身だけを使ったスウィングを構築し、クラブを上げた反動だけで振れるようにする。
最初から右に体重を置きすくい打ちをする。その時トップしないようにクラブで調整。

クラブスペックについて

・ドライバー　　ヘッド183グラム　シャフト40グラム　グリップ35グラム　ソケット2グラム　総重量 260グラム

長さは短いですが、グリップを軽量にすることでヘッドを利かせたセッティングになっています。 テイクバックする時に最初の反動だけで一気にトップまで上げ、ダウンスウィング以降はヘッドの重さとシャフトのしなりで飛ばす。そんなクラブです。 スウィングは左足に体重を移すのではなく、右ひざを軸として上半身の捻転だけで行うということをレッスンしました。 これによって踏ん張れない左足に負荷をかけることなくスウィングができるようになりました。

男性（ 仕事中の事故で左手小指を切断 ）

特徴

左手の小指がないためグリップで抑えが効かない。

現象

トップでクラブがふらつき、インパクトで力が入らない。

対応

競技に出ることはないためグリップの左小指から中指の部分を極端に太くして手のひらが抑えの役目ができるようにした。
クラブを短く軽くし、トップでふらつかないようにした。

その他にも股関節やひざの故障、腰を傷めている方など多くの事例がございますので、お気軽にお問い合わせください。